SSENSE 英国ブランド ガイド
イギリスのファッション史は、サヴィル・ロウからアンダーグラウンドのレイヴまで多岐にわたる。ここでは、その幅広さを体現する40以上のブランドを紹介する

18世紀以来、世界有数の産業大国として名を馳せてきた英国には、豊かなファッションシーンを育む時間と土壌があった。だが、単に衣服を生産する能力以上に、国際的なファッション拠点となるために不可欠なのは、文化という土台である。サヴィル・ロウの研ぎ澄まされたテーラリングから、スピードガラージのレイヴで飛び跳ねるルーズフィットのスポーツウェアまで、英国のファッションブランドは、あらゆるスタイルを網羅している。
こうした多層的な文化接点こそが、近年のラグジュアリーファッションにおいて英国が脚光を浴びている理由である。国際的な関心の高まりは、すなわちブリティッシュ サブカルチャー、ひいては英国ブランド全体の人気の高まりを物語っている。だが、当の英国人にとっては、ことさら驚くことではない。Burberry、Wales Bonner、Fred Perryといったブランドは、何世代にもわたり本物の英国的視点を体現してきた存在であり、国際的な称賛があろうとなかろうと、島国の文化的構造に深く根ざしているのである。
ここ10年ほどで韓国に代表される新興勢力が目覚ましい台頭を遂げている一方、英国のファッションブランドには、スタイルとエクスペリエンスの幅広さという点において他国の追随を許さぬ豊かさがある。その証左として、本稿では新進気鋭のOlly Shinderから伝統を誇るBurberryまで、英国発の注目すべきファッションブランド48選を紹介しよう。

画像のアイテム:&Daughter
設立:2013年
拠点:ロンドン
Instagram:@anddaughter
SSENSEより:ロンドン発の&ドーターは、クラフトマンシップの美学を現代に継承するブランドだ。デザイナーのBuffy Reidは、イングランドとアイルランドの熟練の職人や紡績家たちと協働し、ニットウェアを中心としたコレクションを展開している。厳選された糸が編み上げるのは、タイムレスでありながら洗練を宿す一着。派手さではなく、糸の手ざわりと時間の重なりをまとうためのウェアがそこにはある。

画像のアイテム:AARON ESH
設立:2022年拠点:ロンドンInstagram:@aaron.eshSSENSEより:アーロン・エッシュは、名門セントラル セント マーチンズを卒業後、2022年に自身の名を冠したブランドを立ち上げた。SSENSEとのインタビューでエッシュはこう語っている。「ラグジュアリー ファッションの洗練とエレガンスとシックのコンセプトを、僕は現実の世界に根付かせたい。エレガントな服を着てイーストロンドンの目抜き通りを歩くのは、以前だったら気が引けたかもしれない。そうじゃなくて、誰でも自信を持って歩けるようにしたいんだ」

画像のアイテム:McQueen
設立:1992年
拠点:ロンドン
Instagram:@alexandermcqueen
SSENSEより:イギリスを代表するファッションブランドのひとつ、アレキサンダー マックイーンは、1992年の創設以来、世界を驚かせ、魅了し続けてきた。その名を唯一無二の存在へと押し上げたのは、創業者マックイーンの反骨精神と型破りな感性。ファッション史に刻まれる数々のショーと造形美は、彼の手によって生まれた。過激さと詩情が交錯するその世界観は、今もなおブランドの中枢に脈打っている。

画像のアイテム:Alighieri
設立:2014年
拠点:ロンドン
Instagram:@alighieri_jewellery
SSENSEより:ジュエリーの聖地、ハットン・ガーデン地区に拠点を構えるアリギエーリは、新世代の英国ジュエリーブランドとして頭角を現している。ブランド名の由来はダンテ・アリギエーリ。創設者Rosh Mahtaniは、ダンテの叙事詩『神曲』を着想源に、古代の遺跡から掘り出されたかのような、荒々しさと洗練が共存するジュエリーを生み出している。

画像のアイテム:Ashley Williams
設立:2014年
拠点:ロンドン
Instagram:@ashleywilliamslondon
SSENSEより:アシュリー・ウィリアムズは、ロンドンの名門、ウェストミンスター大学を卒業後、Lulu Kennedyが主宰する若手デザイナーの登竜門「Fashion East」で2年間研鑽を積んだ。そして2015年、自身初の単独ランウェイで鮮烈なデビューを果たすと、その名は瞬く間に英国ファッションの最前線へと躍り出た。ミレニアル世代特有のキッチュな感性と、芯に宿る“ブリティッシュらしさ”が共鳴しあうコレクションは、大胆なグラフィックによって個性を際立たせながら、懐かしさと挑発を併せ持つスタイルを築き上げている。

画像のアイテム:Barbour

画像のアイテム:Bianca Saunders
設立:2017年
拠点:ロンドン
Instagram:@biancasaunders
SSENSEより:英国と西インド諸島のバックグラウンドを持つビアンカ サンダースは、誰もが知っているはずのクラシックなメンズウェアに新たな命を吹き込む。お決まりの型を巧みに裏切るそのアプローチは、服そのものだけでなく、それをまとう現代の男性像さえも再定義する。

画像のアイテム:Bleue Burnham
設立:2018年
拠点:ロンドン
Instagram:@bleueburnham
SSENSEより:環境への配慮と、一目でブルー バーナムとわかるビジュアル。その二つを美しく融合させたジュエリーは、2018年のブランド誕生時から注目を浴びた。象徴的なストーン付きシグネットリングをはじめ、色彩と有機的なフォルムによって、バーナムの作品は常に「語るジュエリー」であり続ける。

画像のアイテム:Burberry

画像のアイテム:Carter Young
設立:2020年
拠点:ロンドン
Instagram:@carteryoungusa
SSENSEより:NYで誕生し、現在はロンドンに拠点を置くカーター ヤングは、現代のイギリスにおけるアメリカーナ人気を象徴するブランドだ。2020年設立という若さながら、まるで長年のワークウェア文化を背負ってきたかのような風格を漂わせる。そこに潜むのは、既存の枠組みを揺さぶるディテールへの鋭い眼差し。英国の地で芽吹く、新たなアメリカーナのルネサンスを予感させる。

画像のアイテム:Charles Jeffrey LOVERBOY
設立:2015年
拠点:ロンドン
Instagram:@charlesjeffreyloverboy
SSENSEより:ロンドンのクィア・クラブカルチャーに深く根ざしたアイデンティティを持つチャールズ ジェフリー ラバーボーイは、英国ファッションの本質とも言える「サブカルチャーの力」を体現している。パンクの反骨精神にもインスパイアされたその破壊的なスタイルは、ジェフリーならではの個性と姿勢を讃える街、ロンドンという舞台で確かな居場所を見出している。

画像のアイテム:Charlie Constantinou
設立:2022年
拠点:ロンドン
Instagram:@charlieconstantinou
SSENSEより:『スター・ウォーズ』の荒廃した風景に触発されたチャーリー・
コンスタンティノウの服は、未来的なビジュアルと機能性、適応力を巧みに融合させたものだ。SSENSEのインタビューでコンスタンティノウはこう説明している。「つまるところ、その服にどんな具体的な働きを求めるかだよね。例えばジッパーで調節できるトラウザーズの場合、もちろん見た目が恰好いいことが前提だけど、それ以外に、1本のトラウザーズに5通りのスタイルが収まってる。ジッパーの開閉次第で毎日違う着方ができる」

画像のアイテム:Chopova Lowena
設立:2017年
拠点:ロンドン
Instagram:@chopovalowena
SSENSEより:ロンドンを拠点に活動するファッションブランド、チョポヴァ・ロウェナは、フォークロアから登山に至るまで、服作りのインスピレーションの幅が非常に広い。デッドストックやリサイクル素材を基にしたコレクションは、各アイテムが唯一無二の存在となり、環境への配慮をもたらすと同時に、まったく新しい価値を生み出している。

画像のアイテム:Conner Ives
設立:2018年
拠点:ロンドン
Instagram:@connerives
SSENSEより:ニューヨーク出身のコナー・アイヴスは、セントラル セント マーチンズ在学中からリアーナを魅了してきた。卒業後も、カラフルで官能的なスタイルを軸に、自身の美学を更新し続けている。緻密なテーラリングと大胆なグラフィックが交錯するコレクションは、彼の多面的な才能を如実に物語っている。

画像のアイテム:Cou Cou
設立:2021年
拠点:ロンドン
Instagram:@coucouintimates
SSENSEより:「セクシーな下着は快適ではなく、快適な下着はセクシーではない」、クー クーはそんな常識を覆してくれるブランドだ。柔らかなポワンテル編みの生地で仕立てられたベーシックなシルエットが快適さをもたらす一方で、象徴的なレースのトリムがさりげなく官能性を添え、日常使いのインナーウェアに新たな美を吹き込む。

画像のアイテム:Craig Green
設立:2012年
拠点:ロンドン
Instagram:@craig__green
SSENSEより:フレッド・ペリーやアディダスといった名だたるブランドとのコラボレーションを重ねながら、クレイグ・グリーンは現代イギリスにおける最重要デザイナーのひとりとして、その存在を揺るぎないものとしてきた。ブランドの代名詞とも言えるのが、キルティング仕立てのワーカーズジャケット。歴史の長いワークウェアのシルエットを現代風に再構築したいというグリーンの美学が宿っている。

画像のアイテム:Cutler and Gross
設立:1969年
拠点:ロンドン
Instagram:@cutlerandgross
SSENSEより:カトラーアンドグロスは、英国のファッション界における不動の存在である。創業から半世紀以上を経た今もなお、そのラグジュアリーなアイウェアは、変わらぬ気品と存在感を放っている。イタリアのドメッジェ ディ カドーレ工房で、熟練の職人が一本ずつ手作業で仕上げるフレームには、それぞれ固有のシリアルナンバーが刻まれ、クラフツマンシップと限定性の証となっている。

画像のアイテム:Dilara Fındıkoğlu
設立:2017年
拠点:ロンドン
Instagram:@dilarafindikoglu
SSENSEより:トルコ系イギリス人デザイナーであるディラーラ・フィンディコグルーは、パンクの精神と卓越したテーラリングを融合させ、国際的なファッションシーンで独自の地位を築き上げてきた。2023年秋冬コレクションに登場した、ヴィクトリア朝のカトラリーを用いたドレスが象徴するように、彼女の作品は常にコンセプチュアルで、先見的なクリエイターとしての存在感を放っている。その反骨精神と革新性は、ヴィヴィアン・ウエストウッドやアレキサンダー・マックイーンといった先駆者たちの系譜に確実に連なるものだ。

画像のアイテム:Drake’s
設立:1977年
拠点:ロンドン
Instagram:@drakesdiary
SSENSEより:ドレイクスは、1977年にイーストロンドンで雑貨店としてスタートした。その後、良質なジャケットやニットウェアなども手がけるようになり、国際的に名高いファッションブランドへと成長を遂げた。創業当初から販売されているスカーフやショール、ハンカチなどは、ドレイクスのシグネチャーアイテムとして愛され続けている。

画像のアイテム:Erdem

画像のアイテム:Hatton Labs
設立:2019年
拠点:ロンドン
Instagram:@hattonlabs
SSENSEより:ロンドンにあるジュエリー業界の中心地、ハットン・ガーデンズに名前の由来を持つハットン ラブスは、伝統と革新を融合させたジュエリーブランドだ。2019年に創立されたこのブランドは、リサイクル貴金属を使用し、ジェンダーフリーなアクセサリーを展開。重厚感のあるチェーンや半貴石、光沢のある淡水パールをアクセントに、現代的で洗練されたジュエリーを生み出している。

画像のアイテム:Johanna Parv
設立:2020年
拠点:ロンドン
Instagram:@johannaparv_
SSENSEより:ジョアンナ・パルフは、セントラル セント マーチンズ卒業後、Fashion East を経て頭角を現した、英国の若き才能のひとりである。ロンドンの喧騒や自転車に乗る人々の姿から着想を得る彼女の作品は、テクニカルな素材と緻密なテーラリングを融合。日常の躍動感とエレガンスが交差するコレクションを展開している。

画像のアイテム:JW Anderson
設立:2008年
拠点:ロンドン
Instagram:@jw_anderson
SSENSEより:2008年の設立以来、JW アンダーソンはイギリスを代表するラグジュアリーブランドの一つとしてその地位を確立してきた。UNIQLOやA.P.C.とのコラボレーションなど、比較的若いブランドながらも国際的な評価を獲得している。インタビューのなかで、アンダーソンは自身のブランドをこう表現している。「JW アンダーソンにはいつも、ちょっとばかり不穏なところがあると思う。常にちょっと外れてるものが、僕は好きなんだ。JW アンダーソンには問いがあるし、多少ヤンチャなところがある。今もそう信じてるし、そう感じる」

画像のアイテム:Kiko Kostadinov
設立:2016年
拠点:ロンドン
Instagram:@kikokostadinov
SSENSEより:ASICSとのコラボレーションにより、その名を広く知られることとなったキコ・コスタディノフだが、本来の魅力は自身の名を冠したブランドにある。構築的で実験的なデザインは、シーズンを追うごとにカルト的人気を博している。2018年にはローラ・ファニングとディアナ・ファニング姉妹の手を借りてウィメンズラインを開始し、その世界観をさらに拡張している。

画像のアイテム:KNWLS
設立:2017年
拠点:ロンドン
Instagram:@knwlsロンドン
SSENSEより:シャーロット・ノウルズとアレクサンドル・アルセノーはランジェリーの官能と構造を再解釈し、独自のフェミニンな世界観を築き上げた。緻密でありながら繊細。その二面性がロンドンのクリエイティブな20代から熱狂的な支持を集め、ノウルズは英国ウィメンズウェアを語るうえで欠かせない存在となった。

画像のアイテム:LU’U DAN
設立:2021年
拠点:ロンドン
Instagram:@luudan_official
SSENSEより:ニコラ・ジェスキエールやフィービー・ファイロといった名だたるデザイナーのもとで研鑽を積んだ後、フン・ラはルーダンを立ち上げた。ブランドが目指すのは、クラシックなラグジュアリーの規範に大胆なグラフィックを掛け合わせた、新たなスタイルの確立である。アジア的アイデンティティにまつわる固定観念に揺さぶりをかけるべく、パンクやモータリングといったサブカルチャーから着想を得たコレクションは、強い個性と明確な主張を備えている。

画像のアイテム:Martine Rose
設立:2007年
拠点:ロンドン
Instagram:@martine_rose
SSENSEより:2007年にシャツコレクションとしてスタートしたこのブランドは、今やイギリスのファッションシーンで最も注目される存在のひとつとなった。マーティン・ローズの実験的なアプローチは、クラークスとのコラボレーションから、アメリカ女子サッカーチームのユニフォーム制作まで多岐にわたり、さらにケンドリック・ラマーがドレイクとの対立を象徴する重要な瞬間に着用したことでも知られている。

画像のアイテム:Métier

画像のアイテム:Miista

画像のアイテム:Molly Goddard
設立:2014年
拠点:ロンドン
Instagram:@mollygoddard
SSENSEより:現代の英国ファッションにおいて、モリー ゴダードほど独自の美学を貫くブランドは稀である。フリルや花柄、チュールのドレープといったシグネチャーが物語るのは、世界中のファッション通を魅了してきた、奔放でフェミニンなエネルギーである。

画像のアイテム:Olly Shinder
設立:2022年
拠点:ロンドン
Instagram:@olly.shinder
SSENSEより:クラシックなメンズウェアを、クィアな視点から再解釈するオリー シンダー。おなじみのワークウェアやスポーツウェアの要素を土台に、見る者の目を奪う大胆なカッティング、洗練されたディテール、そして静かに効かせたニュアンスによって、既視感のあるスタイルを見事に一変させてみせる。

画像のアイテム:OUIE
設立:2017年
拠点:ブライトン
Instagram:@ouieworld
SSENSEより:祖父の懐中時計に宿る精緻な構造美に魅せられたルイ・クレスウェルは、ジュエリーを「部品の連動、精度・素材・反骨のせめぎ合い」として捉える。キーリングやトグルといった日常的なオブジェクトを出発点に、そこから生まれるのは、日常と非日常の狭間に揺らめく、ラグジュアリーで洗練されたアクセサリーたちだ。

画像のアイテム:Paul Smith
設立:1970年
拠点:ノッティンガム
Instagram:@paulsmithdesign
SSENSEより:1970年の誕生以来、ポール スミスは独自のデザイン言語で世界的な評価を築き上げてきた。巧みなテーラリングに遊び心あふれる色使いを織り交ぜたスタイルは、世代やジャンルを超えて支持を集めている。最初のブティックを開いてから半世紀。いまやポール スミスは、英国モダンデザインを代表する存在である。

画像のアイテム:RANRA
設立:2017年
拠点:ロンドン
Instagram:@ranra_studio
SSENSEより:2017年にアルナル・マー・ヨンソンとルーク・スティーヴンスによって設立されたランラ(旧名 Arnar Mār Jōnsson)は、クラフトマンシップ、機能性、サステナビリティという3つの柱を軸に据えるブランド。高度な技術を駆使しながら、美しさにも妥協しないウェアを展開している。

画像のアイテム:Represent
設立:2011年
拠点:マンチェスター
Instagram:@representclo
SSENSEより:2011年に小さなスクリーンプリント工房としてスタートしたリプレゼントは、いまや英国ストリートウェアを語るうえで欠かせない存在にまで成長した。創業者はマンチェスター出身の兄弟、ジョージ・ヒートンとマイク・ヒートン。いまなおマンチェスターの精神を宿しながら、現代ストリートウェアの旗手として世界に存在感を放っている。

画像のアイテム:Simone Rocha
設立:2010年
拠点:ロンドン
Instagram:@simonerocha_
SSENSEより:シモーン ロシャは、2010年の創立以来、少女らしさをテーマにした繊細で親密な物語を紡いできた。その特徴的なモチーフであるリボンやパールは、ブランドのフェミニンな魅力を凝縮しており、近年ではその美しいディテールが多くの支持を集め、人気が急上昇している。

画像のアイテム:SOAR Running
設立:2015年
拠点:ロンドン
Instagram:@soar_running
SSENSEより:ソアー ランニングは、日常使いできる洗練されたデザインと、トップアスリートにも応える機能性を両立する、次世代のアクティブウェアブランドだ。創業者ティム・ソアーは、巧みに計算されたカラーリングと繊細なディテールを通じて、ハイエンドなスポーツウェアのあり方を再定義している。

画像のアイテム:Stefan Cooke
設立:2017年
拠点:ロンドン
Instagram:@stefan_cooke
SSENSEより:ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、クレイグ・グリーン、ジョン・ガリアーノのもとで経験を積み、数々の賞を受賞したステファン・クックとジェイコブ・バート。その才能は、ステファン クックを立ち上げた2017年から瞬く間に注目を集めた。ブレイデッドデニムやカットアウトニットといった象徴的なモチーフを繰り返しながら、ブランド独自のアイデンティティを力強く築き上げている。

画像のアイテム:Stella McCartney
設立:2001年
拠点:Paris
Instagram:@stellamccartney
SSENSEより:ステラ・マッカートニーが生み出すのは、ただ美しいだけの服ではない。2001年のデビュー以来、彼女がデザインするのは、現代のリアルな女性たちが本当に必要としているもの。軽やかな着心地の中に潜む構築的な美しさが、日常を少しだけ特別なものへと変えてくれる。

画像のアイテム:Story mfg.
設立:2013年
拠点:ブライトン
Instagram:@storymfg
SSENSEより:ストーリーエムエフジーのコレクションの多くは、伝統的な染色技法を受け継ぐインドの職人たちの手によって生み出されている。そうした製造背景そのものが、今やブランドの美学を象徴する要素となっている。環境への配慮と自由な発想を同時に携え、ファッションの枠にとらわれない独自のポジションを築き上げてきた。

画像のアイテム:Studio Nicholson
設立:2010年
拠点:ロンドン
Instagram:@studionicholson
SSENSEより:スタジオ ニコルソンのコレクションは、目まぐるしく変化するトレンドに抗う静かな対抗策のような存在だ。ミニマルな佇まいと落ち着いたカラーパレットを軸に、創業者ニック・ウェイクマンは2010年から、日本建築の静謐さやヨーロッパのメンズウェアに宿る端正さをインスピレーションに、ゆったりとしたシルエットのウェアを提案してきた。

画像のアイテム:The Ouze

画像のアイテム:Toogood
設立:2013年
拠点:ロンドン
Instagram:@t_o_o_g_o_o_d
SSENSEより:インテリアや家具、彫刻の分野で名を馳せるフェイと、サヴィル・ロウ仕込みのテーラリング技術を持つ熟練の服飾デザイナー、エリカ。異なる専門性を持つトゥーグッド姉妹によって立ち上げられたトゥーグッドは、作業着に宿る簡潔で実用的な美学を出発点に、独自のクリエイションを展開している。素材にも徹底したこだわりを貫き、使用するのはすべて英国およびヨーロッパの信頼できるメーカーから調達された上質なものばかりだ。

画像のアイテム:Victoria Beckham
設立:2008年
拠点:ロンドン
Instagram:@victoriabeckham
SSENSEより:イギリスを代表するカップルとして知られるヴィクトリア&デヴィッド・ベッカム。2008年に設立されたヴィクトリア・ベッカムの同名ブランドは、シャープなテーラリングとタイムレスなディテールを特徴とする、モダンなワードローブの必需品を展開している。

画像のアイテム:Vivienne Westwood
設立:1971年
拠点:ロンドン
Instagram:@viviennewestwood
SSENSEより:イギリスファッション史において、ヴィヴィアン・ウェストウッドはまさに神聖な存在である。パンクというサブカルチャーの世界から、ブライダルのオートクチュールという高みに至るまで、ウェストウッドの名は常に本物と贅沢の証として輝き続けてきた。現代のイギリスファッションの礎を築いたウェストウッドの革新的なスタイルは、今もなお次世代のデザイナーに影響を与え続けている。

画像のアイテム:Wales Bonner
設立:2014年
拠点:ロンドン
Instagram:@walesbonner
SSENSEより:アディダスとのコラボレーションシリーズで一躍注目を集めたグレース・ウェールズ・ボナーは、現代イギリスファッション界で最も輝く存在のひとつである。自身のジャマイカ系イギリス人としてのルーツをコレクションの核に据え、トラックスーツやシャツ、アウターウェアにレトロな解釈を加えたデザインで知られている。最近ではウィメンズラインも立ち上げ、その勢いはもはや止まるところを知らない。

画像のアイテム:WED
設立:2019年
拠点:ロンドン
Instagram:@wedstudio_
SSENSEより:ブライダルウェアという保守的な世界において、ロンドン発のウェッドは2019年の設立以来、反骨精神あふれるアプローチで注目を集めてきた。創業者のエイミー・チンとエヴァン・フィリップスは、「Cut - カット」「Craftsmanship - クラフツマンシップ」「Creating consciously - コンシャスな創造性」という3つのCを軸に、ジャンルの常識を覆すコレクションを打ち出している。

画像のアイテム:YMC
設立:1995年
拠点:ロンドン
Instagram:@ymclondon
SSENSEより:YMCは、ロンドンのファッションシーンにおける重鎮的存在である。サブカルチャーに根ざした定番アイテムを、ひねりの効いたカッティングや印象的な素材で個性豊かに再構築し、日常に馴染む着やすさと強い存在感を両立させている。
- 冒頭の画像: ロンドン ファッションウィークでのThe Chopova Lowenaのショー。2024年9月。(写真:Victor VIRGILE/Gamma-Rapho、Getty Images)
- Date: May 12, 2025

