陽ざしと戯れる

今季注目のスイムウェアをひとめぐり。

  • 文: Doras Boras

夏は素肌を太陽にさらしてこそ。ヨットの上から投稿しているときも、週末を湖畔でのんびり過ごすときも、ホテルのプールでひと泳ぎするときも、あるいはビーチで夢中になって巨大な穴を掘っているときでも。今こそ、ビタミンDを全身で浴びるとき。2025年春夏コレクションの中でも、特に注目すべきスイミングウェアとともに。

大人っぽく魅せる夏? それともやんちゃに弾ける夏?この夏がどんな呼び名で語られるにせよ、そろそろ名作映画の深読みはひと休みして、太陽の下へ飛び出すときである。マイケル・ハネケのことは全部、いったん忘れて。

この夏に必要なのは、遊び心に満ちたプリント、とろけるような質感、そしてビッグボリューム。BLESSのマルチカラービキニで、プールサイドの主導権を握ろう。Ruslan Baginskiyの折りたためるオーバーサイズビーチハットで、セクシーなライフガードの視線をひとりじめに。Coperniのフラワーサンダルで、ビーチに咲く花になるのも悪くない。

あなたがもし、将来に漠然とした不安を抱える若者で、郊外の美しい住宅街で少しこじれた恋愛関係に身を置いているとしたら。しかもその恋の相手は年上。そう、あの映画『卒業』のワンシーンのように。

そんな気だるくも映画的な午後にも、ぴたりとハマるスイムウェアとアクセサリーが、ここにはある。Jacquemusのスイムショーツで、気分も水面のように軽やかに。Acne Studiosのロゴキャップで、真昼の光を遮りながら、ひと夏の情熱に思いを巡らせてもいい。SSENSE限定、SC103のトートは、心の揺らぎを抱えて持つのにちょうどいいはず。

  • 文: Doras Boras
  • Date: June 26 2025