2022年にお薦めの
ホリデーギフトたち

インテリアからフレグランスまで、
みんなを幸せにする精選の18点

  • 文: Erika Houle
  • アートワーク: Camille Leblanc-Murray

毎年この時期になると、あなたもNoteアプリに入力したメモのチェックに忙しくなるかもしれない。近づくホリデーシーズンを前に、過去12か月にわたる家族や友人たちの動向を振り返らなくてはならないからだ。変化しないのは変化だけという昨今、誰がガーデニングを始め、誰が写真の腕を磨き始めたか、正確に思い出すのは容易ではない。そこでSSENSEのエディトリアル チームが、同僚、友人、(ペットを含む)家族全員のホリデー気分を間違いなく盛り上げるギフトを選んでみた。流行に左右されないスニーカーから焼きたてピザを彷彿とさせるフレグランスまで、大切な人たちにふさわしい一品を見つけてほしい。

モデル着用アイテム:ベスト(KUSIKOHC)

ソウルを活動拠点とする写真家チョ・ギソク(Cho Gi-Seok)はシュールな世界観で知られ、『CR Fashion Book』、『Kinfolk』、『Vogue Korea』のほか、中国の『Wallpaper*』でも紹介されている。2016年にはKUSIKOHCを立ち上げ、ビジュアルな感性をメンズウェアに変換してみせた。origamiトラウザーズに代表される入念で繊細なデザイン、グラフィックを配したベストのように大胆に視線を引き寄せるデザイン、その両方がある。

画像のアイテム:スノーゴーグル(Oakley)

常日頃から、できるだけ速やかに外へ飛び出し、目いっぱい悔いの残らない時間を過ごすのが不動の目標。そんなアドレナリン ジャンキーが仲間にいたら、最高級のアイウェアで応援しよう。Oakleyほどスピードを知り尽くしたブランドはない。

画像のアイテム:クッション(JIU JIE)

経験のある人はおわかりだろうが、普通以下のソファは生活のすべてを損なう。横になれば寝心地が悪く、来客をもてなすにも適さず、何よりもまず見苦しい。自分の家なのに寛ぐことさえできないのだから、頭が理想のソファでいっぱいなのを責めるわけにはいかない。JIU JIEのベルベット クッションで、せめて見映えを良くするように励まそう。アレンジできるハンドメイドのクッションが、インテリアをまとめてくれる。

モデル着用アイテム:ジャケット(VETEMENTS)

ジッパーでパネルを取り外しできる寝袋タイプのダウン ジャケットは、寒がり屋の悩みを解消する抜群の保温アイテムだ。外出しなくてはならないときも、お布団にくるまれた心地よさを連れていける。

画像のアイテム:本 (Taschen)

12月21日以前にこのエディトリアルを目にしたら、「本書を読んでタロット占いの理解を深めなさい」というお告げに他ならない。

画像のアイテム:香水セット(Serge Lutens)

『サンセット大通り』の主人公は、過去の栄光を忘れられない往年の女優ノーマ・デズモンドだ。「私は大物よ」と彼女は言う。「小さくなったのは映画の方だわ」。フィルム ノワールの熱烈なファンで、おまけに香りを嗅ぎ分けられる人には、メランコリーと神秘に満ちたSerge Lutensのミニ香水セットがお薦めだ。ボトルは小さくても、香りの世界は大きく広がる。

肌のお手入れに詳しい友人は、もう何でも試しているはずなので、ギフト選びが難しい。でも手頃な値段なら、あれこれ思い悩む必要もない。肌を引き締め健やかに保つフェイスバーで決まり。

画像のアイテム:バックパック(Mini Rodini)

リチャード&フローレンス・アトウォーター夫妻が書いた『ポッパーさんとペンギン ファミリー』は、ほぼ85年にわたって子供たちに読み継がれてきた児童小説だ。そんな古典的名作には、スウェーデン ブランドMini Rodiniのペンギン バックパックがよく似合う。設立したカサンドラ・ロディン(Cassandra Rhodin)はイラストレーターだけあって、アトウォーター夫妻も原作の挿絵を描いたロバート・ローソン(Robert Lawson)も、お茶目なペンギンをきっと喜んだことだろう。

品質、スタイル、ユーモアのすべてを満足させるスケートボードは、グーフィー スタンスの友人を確実に狂喜させる。

画像のアイテム:まな板(Editions Milano)

あらゆる切り方ができるシェフ ナイフ、盛り付けに使うピンセット、細心にソースを垂らすためのステンレススチール製ドリズル スプーン…。あの人はどれも持っている。どうして知ってるかというと、これまでに自分の作った料理の写真を1000枚は受け取ったから。ならば、材料を切るのはもちろん、格子模様に編んだパイやパスタを撮影するときの小道具にも活躍するまな板をプレゼントして、料理の腕を認めよう。今後、食事の招待が続くことは言うまでもない。

画像のアイテム:ペットボウル(Pets So Good)

郵便屋さんが手紙を配達したときに愛犬が吠えるのは、止められないかもしれない。だけど、餌のボウルが床に擦れる音は止められる。

画像のアイテム:スニーカー(Marni)

新しいシーズンが来るたびに斬新なスニーカーが登場して、あらゆる色、形、スタイルが提供される。だが誰にも、洗練されているが控え目な1足が必要ではないだろうか? そこで、MarniのPablo スニーカーの出番だ。個性はあるのにでしゃばらず、どんなスタイルにも合わせられる。最新トレンドは趣味じゃないってこともあるけれど、このスニーカーはいつの時代にも通用するイタリアならではのデザイン。今年のホリデーシーズンは、抑制の美徳を贈る。

画像のアイテム:フラワーベース(Lola Mayeras)

清潔なフーディほど、新鮮な花に似合うものがあるだろうか?

画像のアイテム:ランタン(Houseplant)

そういういとこが必ず、ひとりやふたりはいるものだ。真っ先にオードブルに手を伸ばす。屋外では、物陰から飛び出して驚かせる。食事の後はソファーで寝てしまう。いや、静かに寝てしまうことはないかもしれない。ハイ状態の彼には、多才なセス・ローゲン(Seth Rogan)が設立したHouseplantのランタンがぴったり。トップに灰皿、ライター、マッチ入れがあるのは、まさに天才的アイデアでしかない。

画像のアイテム:カメラ(Fujifilm)

役に立つのはタイムマシンではなく、Fujifilmのチェキに違いない。

画像のアイテム:キャンドル(Joya Studio)

隠れたピザ職人よ、来年に希望を託そう。それまではこのキャンドルが慰めてくれる。バジル、エアルーム トマト、オレガノ、ローズマリー、タイムの香りは、紛れもなくピザの匂いだ。

画像のアイテム:フレンチプレス(YIELD)

どんよりと曇った朝は、なかなか元気よく1日を始める気になれない。でも、このフレンチプレスはあなたをベッドから誘い出し、キッチンへ向かわせる。エレガントなグレー ガラスに、仄かなメランコリーが漂う。Yieldは2012年にデザイナーのレイチェル・グラント(Rachel Gant)とアンドリュー・デミング(Andrew Deming)がサンフランシスコでスタートしたブランドだが、北カリフォルニア出身のふたりは、雲に覆われた朝に覚えがあるようだ。

画像のアイテム:クロッグ(Crocs)

子供がいてもいなくても、全体にグリッターを散りばめたこのクロッグは否定できない真理を体現している。子供靴は文句なくカワイイ!

Erika Houleは_SSENSE_のシニア エディター。ロサンゼルス在住

  • 文: Erika Houle
  • アートワーク: Camille Leblanc-Murray
  • 翻訳: Yoriko Inoue
  • Date: November 8, 2022